そらもり教育法2

前回の記事の続きです。

様々な年齢の子どもや大人の居場所でもありたいと思っているので
自然スクールそらもりの対象年齢は基本自由なのですが
あえていうなら小学生の時の発達のサポートがメインです。


どのようなサポートなのか具体的にまとめて説明してみます。

◎肉体的な機能と感覚の発達 0歳~7歳頃まで
ありのままを尊重して、うんと身体を動かせる時期。
自然の中で全身の感覚や機能をフルに使える環境や機会を用意する。
(人工的な環境では限定的になってしまうので)
運動能力、行動力、実行力、決断力などの発達。
色んな感覚を自分でつかんでいく事が大切。
この時期に免疫力も発達する。(過剰な殺菌のしすぎはこれを弱らせる)

◎感情や感性の発達 5歳頃から~
様々な人達や生き物と触れ合うこと。(なるべく野生に近い方がいい)
多様性を認識し受容する器ができる。
気遣いや心配りなどの感性も育ち精神的にも成長する。

精神的な成長 8歳頃から~
自然の中で色んなものに出会い、
好きなように遊び尽くし、身の回りの物を見て周り、
知り、思い、ひらめき、試し、心が成長する。
自分で方向性を見つけてやってみる事が大事。
こうした自主的な遊びの中でしか学べない事がある。

他と比べず、長所を更に伸ばす事が大事。
嫌がる事より、好きな事・合う事をさせること。
子どもの事を考えて、大人側の都合や考えを押し付けない事。
本人の自由のもとに、今何をして何を考え、どうしようとしているのかを大人はよく読み取ること。

◎読み書き計算など論理的な思考を司る脳の前頭葉が一気に発達するのは
11歳くらいから。
脳は、身体・感覚→→感情・感性→→思考 の順に年齢別に発達する。

こういった発達段階で、リミッターをかけずに最大限に思う存分に遊ばせ、考えさせ、出会わせる。
そんな体験をプレゼントすることが何よりも大切。

好奇心、チャレンジする力、実行力、決断力は
家庭と外のフィールド(自然や人の交流など)で日々育まれます。

幼児期から小学生までは、その時期にしかできない、
「のびのびとした」時間を1秒でも多く過ごさせてあげたい。

この時に
社会性、コミュニケーション能力、自分で切り開く潜在能力が目覚める。

そういうフィールドの一つの選択肢となれるよう自然スクールそらもりを創っていきたい。
一人ではムリでも、みんながそれぞれの得意な事をもちよれば
そんなフィールドが出きると思っています。



子どものために自然環境の中で過ごす時間を確保することで、潜在能力が開発され、才能が発動していく。
環境を整えるだけで、芽生える可能性がグンと増す。

子どもの力、人の力を引き伸ばしたい
と思うなら、自身に備わっている力を見くびらないようにして下さい。

こうやって大人自身も成長してゆきます。

そして、
子ども達のために役に立ちたい!という大人

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子どもも大人も共に学びながら成長していこう!

ということで、吉村先生の本「12歳までの育て方で人生の9割が決まる」も読んでみてね。
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